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障害年金2級を自力で申し込む方法

自閉スペクトラム症、ADHDなどの発達障害、うつ病での障害年金を検討していますか?

精神障害でももらえるのか、どうやって申請したらいいかわからない、そんな方に

発達障害、うつ病の私が、自力で障害年金2級を取得した方法を教えます。

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障害年金2級を自力で申し込む方法

障害年金を取得した経緯

まず、私の経歴について紹介します。

私は働き始めてからすぐに、うつ病と診断されました。

しかし、その時は障害年金のことを知らず、1年後には薬も飲まなくなって、治癒とみなされました。

次にうつ病の診断をもらうのは、3年後のこと。仕事を解雇されたショックで、別のクリニックに行きました。

その後、1年半クリニックに通い、障害年金を申請しました。

結果、障害年金3級を取得しました。

その時の記事は別で書いています。

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今回障害年金2級の申請にあたり、前回の3級と違ったのはこちらです。

・無職である

・身の回りのことができないので、ヘルパーを手配している

・パートナーと同居し、身の回りの介助をしてもらっている

・訪問看護をつけてもらっている

この4点から、自力での生活が難しいことを医師に訴え、診断書を書いてもらいました。

ちなみに、診断書作成には自費で1万円かかりますし、医師に出しても通るかわからないと言われましたが、お願いしました。

障害年金2級を取得した時の診断書

障害の状態が重くなった時には、以下の書類が必要です。

・障害状態確認書

・額改定請求書

このうち、額改定請求書は自分で記入するもので、障害状態確認書を医師に書いてもらいます。

(これらの書類は、日本年金機構のホームページからダウンロードできます。)

医師には、ただ診断書をお願いするのではなく、障害状態確認書を自分で読み込んで、当てはまってると思うものをメモしました。

例えば、裏面の日常生活状況について

「適切な食事」という項目がありますが、私は普段食事の準備が難しく、アイスや菓子パンで済ませてしまう、冷凍食品ばかり食べているため、バランスよく取れていない旨を伝えました。

診断書には、「自発的かつ適正に行うことはできないが、助言や指導があればできる」にチェックされていました。

他にも、「他人との医師伝達及び対人関係」では、挨拶ができない、人と目を見て話すことができない、そして、就労移行支援に通っているにもかかわらず、ほとんど会話ができないことを伝えました。

診断書には、「助言や指導をしてもできない若しくは行わない」にチェックが入っていました。一番重い状態です。

他にも、自分の状態だけでなく、パートナーに介助してもらったり、相談支援やヘルパー、訪問看護を利用していることを記入してもらい、客観的に自分の生活が自立できていない旨を伝えました。

そして、2024年4月の後半、GW直前に書類を年金事務所に提出しました。

自力で障害年金を申請、承認できた理由

多くの人は、障害年金を申請するとき社労士に頼むと思いますが、私には必要なかったです。その理由は

無料で、相談に乗ってくれる人がいるからです。

具体的には、年金事務所の相談員です。

私は、年金事務所の予約をとって、自分の状態を説明し、これで年金が通るか相談しました。

年金事務所には、自分の職歴が残っているので、あなたなら初診日に社会保険に加入しているため、事後重症で厚生年金を受給することができると言われました。

そして、必要書類のことも教えてもらいました。

書類を持って行った時には、「診断書を書いた月が抜けている」と指摘を受け、医師に書き直してもらいました。

そして、なにより大事なのが、医師に書かれた診断書をそのまま鵜呑みにして提出せず、間違ってると思うところを指摘することです!

なぜなら、あなたのことは、誰よりもあなた自身が理解しているからです。

なので、診断書をちゃんと読んで、情報が足りなかったり、間違っている部分があれば、訂正してもらいましょう。

たとえば表面の「最近一年間の治療の経過、内容、就労状況等、期間、その他参考となる事項」という項目について

自分の状態より軽く書かれているように思ったので、「休職をした」という文章を追加してもらいました。

(私は9ヶ月間の休職後、期間満了で退職しています)

他にも、表面の「左記の状態について、その程度、症状、処方薬等を具体的に記入してください」のところで

「居宅介護などの障害福祉サービス、精神科訪問看護利用」という文言を付け足してもらいました。

診断書をお願いした時点では、まだこれらのサービスを申請、審査中だったのですが「利用予定」ということで書いてもらっています。

(その後、居宅介護の審査が通り、診断書が返ってきた時点では利用開始しています)

もともと記載なしで提出しようと思ったのですが、年金事務所窓口で相談したら、「この文面なしで提出して、もし請求拒絶されたら後悔する?」と聞かれました。

窓口の担当者にそう言われてハッとしました。

診断書を書き直すことで、もし申請月が少し遅れてしまったとしても、書かなかったことを理由に落ちるよりはマシだと感じました。

結果、診断書はすぐに直してもらい、元々予定していた4月の提出ができました。

ちなみに、修正は無料でしてもらえました。

障害年金2級の申請が通るまで

4月末に障害年金の申請をして、結果が来たのは8月上旬でした。

4ヶ月ほどかかり、体感かなり長かったです。

ですが、ちゃんと2級が通った通知が来て安心しました。

その前に、国民年金の支払いの免除申請を7月に出したのですが、それが却下されたので、もしかして、とは思っていました。

障害年金2級の人は、国民年金の支払いが自動で免除されるからです。

そして、9月に、年金生活者支援金の通知も来ました。

結果、私は申請を全て自力で行い、障害年金3級を取得し、その後、2級の取得も無事にできました。

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障害年金2級は自力でも通ります

私の場合、日本年金機構に書かれている、2級の状態に当てはまっていると確信したため、自ら行動を起こして医師にお願いし、診断書を書いてもらい、年金事務所の担当にアドバイスをもらいながら、無事申請、承認されました。

あなたも、すぐに社労士に頼むのではなく、日本年金機構のホームページや、年金事務所でもらえる資料を読んで、自分の状態があてはまると思ったら、医師に相談してみましょう。

もし、診断書をお願いしづらい、または、書き渋るような先生がいたら、転院を考えてもいいと思います。

なぜなら、医師は、障害年金の診断書をお願いされたら拒否することは本来できないからです。

それを変に、書かないように説得されたり、あなたの場合は当てはまりませんと断言されるようなら、医師として失格です。

他にもクリニックはたくさんあるので、口コミなど見ながら、良さそうなところに通いましょう。

そして、あなたの障害年金の申請がうまく行くことを願っています。

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