こんにちは。海外移住と聞くと、キラキラしたイメージがありませんか?
実際は、理想とは違う生活が待っています。
こちらの記事を読むと、海外生活のイメージがガラリと変わるかもしれません。。
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海外移住のリアル〜夢と現実〜
勘違い1. 現地に行くだけで就職先が見つかると思っていた
ワーホリ検討中の方、とりあえず渡航すれば、現地でなんとかなると思っていませんか?
現実は甘くはありません。なぜなら、逆に考えてみればわかります。
この日本で、大したスキルもなく、日本語もカタコトな外国人が来たとします。
その人を雇おうと思いますか?
まず、日本人を雇いますよね。
つまり、スキルがない外国人が雇われる可能性といえば、コンビニや飲食業など、賃金が安い割にハードワークで日本人もやりたがらないような人手不足の業界が多いです。
せっかくビザのお金も払って、夢と希望を持って渡航したのに、仕事が低賃金のハードワークしか見つからないとなると厳しいです。
日本は物価が安いですが、例えばワーホリで人気のオーストラリアは、物価が日本の3倍くらいします。
私が留学していた2013年時点で、水が300円、小さいポテトチップスが500円近くしました。
学生で働き口もなかった私からすると、極貧生活を送っているようで、心に余裕がありませんでした。
毎日仕事がなくて、出かけるにもお金がかかるので家で引きこもり、明日も明後日も予定がない・・・
そうなると、何のために外国にいるのかわからなくなり、「日本が恋しい・・・」となります。
現地で就職先を見つけるには、特別なスキルが必要になるでしょう。
例えば、看護師や美容師などの国家資格です。
また、日本での就労経験で会計の知識があれば、現地の中小企業の経理として雇われる可能性はあります。
スキルなし、経験なしでいきなり海外に飛び込んでも厳しいので、渡航する前に何らかのスキルを得てからいきましょう。
勘違い2. 田舎の方が特別な経験ができると思っていた
せっかく海外に行くなら、あまり日本人がいない地域に行きたいと思うのではないでしょうか。
これは、短期間ならいいと思います。本気で英語を習得したいから、完全に英語漬けの環境に自分を置くことは有効です。
しかし、数ヶ月となってくると、だんだん田舎の嫌なところが見えてきます。
まず、日本人、というかアジア人があなたしかいないので、ジロジロ見られます。
どこに行っても、宇宙人を見るような目であなたを見てくるでしょう。
さらに、友達ができにくいです。なぜなら、田舎は特別なコミュニティが出来上がってるからです。
小学校から大人までずっと同じメンバーで、地域のイベントにも同じメンバーで参加して、その地域での交友関係が出来上がっています。
その中に、ポンとあなたがきたところで、現地の人はどう接していいかわかりません。
よって、疎外感を感じることでしょう。
それに、需要がないため、仕事の募集も少ないです。
そんな中で生活していくのは、地獄のようだと思います。
大都市であれば、あなた以外にもいろんな国籍の人がいます。
現地の人々の考え方も、柔軟です。
何かあれば、知り合いの日本人に助けてもらえます。
こういった面で、都会の方が私たち外国人にとっては住みやすいでしょう。
勘違い3. 外国は日本より住みやすいと思っていた
日本にしか住んだことがないひとにはわからないかもしれないですが、日本はとても恵まれています。
まず、健康保険があるのでいつでも病院にいって検査してもらい、薬ももらえますよね。
命がおびやかされるような危険もありません。
明日食べるものがない・・・といった状況になることもありません。
街中でスマホを無くしてしまっても、見つかります。
蛇口をひねれば、お湯が出てきます。
海外では、これらの真逆のことが起こります。
水しか出ないシャワーもありますし
公衆トイレはこの世のものとは思えないほど汚いし
街中でスリに会うことが当たり前だし
病院に行くと破産するので、意地でも病院に行かず、自力で治す
といったことがあります。
夢が崩れたかもしれません。でもそれくらいでいいと思います。なぜなら、実際に渡航して遭う理不尽なことは、ここで書いてあることの何倍も起こるからです。
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海外も日本もいいところ、悪いところがある
海外に行けば全てが変わる、人生変えられる
それも事実です。海外に行ってうつ病が治る人もいますし、日本で活躍できなかった人が海外で成功する事例もたくさんあります。
ネガティブな面もありますが、それ以上に日本社会にはない開放感や、男女平等の意識などがあります。
日本社会の窮屈な環境から解放されたい方には、海外移住、おすすめします。
あなたの仕事がうまく行って、生活も良くなりますように、願っております。
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