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うつ病の人におすすめのゲーム-THE LONGING-

どうもこんにちは。毎日考えて過ぎてしまい、休まらない・・・1日が早く過ぎてしまい、何をすべきか焦る・・・そんな方にお勧めのゲームがあります。それは、THE LONGINGです。

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うつ病の人におすすめのゲーム-THE LONGING-

The Longingは最近スイッチのゲームに追加されたインディーズゲームです。インディーズとは、マリオやカービィのような有名どころではないゲームのことですね。このゲームの何がいいのかをこれから説明します。

400日たたないとクリアできない

ゲームが始まった瞬間から、画面上のカウントダウンがスタートします。399日23時間59分59秒から1秒づつカウントダウンされていきますが、その膨大な時間に圧倒します。最近のゲームはやりこめば1日や2日で終わってしまうゲームもあるので、時間がたたないとクリアできないゲームは新鮮ですね。

これの何がうつにいいかというと、時間をゆったり使えることです。うつの人は元々考え過ぎてしまう性格で、何もしていなくてもあれこれと思考が浮かびます。

しかも、それは大抵考えても解決できない悩みなので、考えれば考えるだけ脳にダメージが入ってしまいます。

うつ病の人は、ネガティブな思考を繰り返してしまうため、病気になってしまうんですね。

しかし、このゲームをプレイすると、「まだこんなに時間があるんだから、何も焦る必要はないんだな」と気持ちに余裕が出ます。

ゲームを進めていくと、数日たたないと進めないルートが出てきます。なので、コスパ、タイパといった概念から解放されて、何も急ぐ必要はない、と割り切ってゲームプレイできます。

主人公のシェイドは足がめちゃくちゃ遅いので、急ぐのは不可能です。部屋の中を移動するだけでも1分ほどかかり、どこへいくにしても一歩ずつゆーっくり進むので、強制的にゆったりとした時間の流れを感じられるのが、うつ病にいいと感じる理由の一つです。

哲学の本を読める

主人公のシェイドの部屋には、本がいくつか置かれており、ニーチェの書いた本などが読めます。こちらは残念ながら英語だけなのですが、英語が得意な方からすると、いい勉強になります。

ページが自動的に一枚ずつめくれる仕組みで、英語の文章を読んでいくと、まさに今この瞬間に集中している感覚が得られます。

英語の単語は少し難しいのですが、辞書で調べつつ読むと、何度も同じ単語が出てくるので自動的に反復練習となります。

うつ病の方は、普段は思考でいっぱいになって脳が疲れている状態なので、英文を1ページずつ読んでいって、頭を空っぽにできるのが、不思議な感覚ですが時間を制御しているような感じになってきます。

本当に大事なものがわかる

400日地下空間に閉じ込められる主人公と自分自身をてらし合わせて、この何もない場で、400日、どうやって過ごしてもいいんだ、と考えると、本当に大事なものが見えてきます。

それは、今をただ過ごすということです。

ゲームが進むごとに、アイテムなどを手に入れていって、自分の部屋をカーペットや絵などで快適な空間にしていくと、小さな幸せを感じられます。

火をくべると、焚き火のパチパチとした心地いい音が部屋に広がります。暖かい、自分だけのお気に入りの空間で、お気に入りの椅子に座って本を1ページずつ読む感覚は、なんともいえない幸せな気分です。

こく一刻と過ぎていく時間に身を任せ、急ぐこともなく、ただ時間を過ごす。この贅沢さに気付かされます。

着実と進んでいく大切さがわかる

毎日毎日、同じことの繰り返しで本当に成長しているんだろうか。このままでいいんだろうか、といった漠然とした不安を覚えたことがありませんか?私自身、何度もあります。

ですが、このゲームをすると、一つ一つの動作は遅くても、続けることでどこかにたどり着けるということを教えてくれます。

例えば、つるはしというアイテムが手に入れられて、つるはしを使って壁を何度も叩き、コツコツと部屋を拡張していくことができます。1回1回では何も起こらなくても、何度も積み重ねると大きな部屋ができていくことが目に見えてわかります。

だから、一見成長してないように見えても前に進めているのだから、もっと自分に自信を持っていいんだ!とポジティブな気分にさせられました。

-THE LONGING- このゲームの面白さ

このゲームが私個人的に面白いと思ったのは、悠久の大広間という場所です。

そこでは、ただでさえ長い時間のカウントダウンが止まってしまい、一切進まなくなります。もともと400日もあるのに、ここにい続けると、時間が進まないので一生ゲームが終わりません。

この仕様は面白いなーと思いました。

また、ストーリーで王様が起きるまでの400日を一人で過ごすという内容なのですが、王様ななんのために主人公のシェイドを閉じ込めたのだろうか・・・と考察できるところも面白いですね。

最初は、ただ400日間、この空間を守っていればいつか脱出できる、というふうに監獄のような場所に思えていましたが、探索すればするほど部屋の中が快適になっていき、本当の幸せは自分の中にあった、という答えを見つけることができる仕様なのかなーと思ってみたり

そう考えると、400日間が過ぎて、自分の今まで積み上げてきたものを後にして地下から抜け出すのは寂しいな・・と考え始めたり。

これからこのゲームが進むにつれて、どう感じ方が変化していくのかをみていくのも楽しみです。

 

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-THE LONGING-は今この瞬間を大事にすることを教えてくれる

-THE LONGING-は、何かと急かされるこの現代において、忘れがちな今この瞬間を大事にすることを教えてくれるゲームだなと思いました。

令和に生きるみなさんにもぜひプレイしてもらいたいゲームです。

ザロンギングのゲーム詳細はこちら

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