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海外留学目指すなら、IELTS【セクション別の対策教えます】

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海外留学に立ちはだかるのは英語の壁ですよね。
海外の大学は、ネイティブではない学生に対して英語能力の証明書を義務付けている大学が多いです。
中でも一番高得点が取りやすいのがIELTSです。この記事では、このIELTSについて解説と、対策法を教えます。

この記事を書いている私は、ヨーロッパの大学を受けるためにIELTS7.0取得しました。

なので、皆様のためになる情報がお届けできると思います。

ちなみにIELTS7.0は、スイスのチューリッヒ大学など含め世界中の難関大学入学のための言語資格を満たすレベルとなります。

難関大学を目指すにはこれくらいの点が必要となります。

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海外留学目指すなら、IELTS【セクション別の対策教えます】


IELTSについて聞いた事はあるという方が多いと思いますが、簡単に内容を説明します。

IELTSとは
International English Language Testing Systemの略で、
イギリス、オーストラリアの団体で運営されています。
英語圏の大学、大学院留学を目指している方向けのアカデミック・モジュールが皆さんが受けるテストになります。
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング(面接)の4つで構成されています。

IELTSは、オーストラリアやヨーロッパの大学に留学するための条件として設定してある場合が多いです

私はアメリカの団体が運営しているTOEFLも受けましたが、TOEFLの方が圧倒的に難しいです。普通に1年間留学していても、高得点を取るのはかなり難易度が高いです。
それに比べると、IELTSは点が取りやすいので、海外留学を考えている人はぜひIELTSを受けましょう。

私がIELTS7.0を取った時の写真です。

すみません、顔がすっぴんすぎたので隠していますw

こちらは今から2年前に取得しました。

では、信ぴょう性も上がったところでIELTSの対策を、それぞれのセクションごとにお話ししていきます。

ちなみにこれから話すことは下記の問題集でも対策できます。リンク載せておきますね。

IELTS公式問題集はこちら

この記事はかなり長くなっているので、気合いを入れて読みましょう。

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IELTSのリスニング対策

TOEICとの1番の違いは、記述式である事です。
聞こえた単語を記述するので、スペルをしっかりと覚えておく必要があります。

ポイント:これはTOEICも同様ですが、問題を先読みしてどんな内容が話されるか予測し、準備しておきましょう。

特に、問題の最初にある5Wは見ておきましょう。Whatなのか、Whenなのか見る事で、何を答えればいいのか、見当がつきます。

言い換えに注意

これもTOEIC同様ですが、選択肢や問題文と全く同じ単語が聞こえてきても、それは引っ掛けである場合が多いです。正解の文は言い換えられている場合が多いので、注意しましょう。

文字制限に注意

NO MORE THAN TWO WORDS AND/OR A NUMBERと指示があれば、
答えは2単語以内、数字1つ、それか両方を使って答えなければなりません。
語数がすぎると失点なので必ず気をつけましょう。
次にSECTION3の図表完成問題について対策を教えます。

よく使われる単語の意味、音を覚えよう

図表完成問題では2人の学生が話しているのを聞いて、文字を埋めていきます。ここで出てくる単語が分かっていないと、何を話しているかついていけません。
問題集でわからない単語は調べて、発音に耳を鳴らして、聞こえた瞬間意味が分かるようにしましょう。

耳を慣らすには、シャドーイングが一番です。問題集の音声をきき、スクリプトを見ながら同じように読んでいきましょう。
最後にはスクリプトを見なくても同じスピードで読めるようにしましょう。

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IELTSのリーディング対策

ここでのTOEICとの違いは、記述式である事です。
逆に言えば、問題形式はそこまで違いません。
なので、TOEICと同じようにたくさんの問題集を解いて、パターンに慣れていき、単語のボキャブラリーを増やしていくといいです。
リスニング同様、文字数制限に気をつけましょう。

文章は読まない

リーディングで気をつけたいのは、一から読んでいかない事です。
まずは問題を先に見て、その答えを探しに文章を読んでいく感覚ですね。
また、問題が、この記事は何について書かれているかという内容であれば、その答えは最後に回すといいです。なぜなら、全体を読まないとわからないから。他の問題を解いていくうちに、自然と全体像が分かってきます。

文法は高校の教科書で鍛えよう

記述式の問題は文法にも気をつけなければいけませんが、この基礎は高校の教科書につまっています。それは、NEXTSTAGEです。


Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

この問題を解いていくと、文法知識を網羅的に深めることができます。

私が受験生の時からずっと活用していました。問題量が半端じゃないですが、コツコツ解いていくと努力は必ず報われます。

IELTSのライティング対策

私が一番苦手な分野ですね。
それも、学校であまり習って来なかった分野なのと、正解が一つと決まっておらず、添削してもらう必要があることです。
添削には、インターネットのサービスを使いましょう

ネイティブの人に添削してもらうことで、自然な言い回しが分かってきます。

自力でライティング能力を鍛えるには、下記の本もオススメです

 「英作文の鬼」との異名を持つ竹岡先生の代表作


ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

私の尊敬しているアメリカ在住の先輩から教えてもらった本です。

ライティングを自力で上げたいという方はぜひ使ってみてください。

それでは、ライティングのコツを下記にお話しします。

タスクをしっかり読もう

何を答えるべきなのか、明確にします。
例えば、タスク1ではグラフや図を文章で説明することが求められているので、自分の意見や考察を述べるべきではありません。つまり、英語は断定形を使いましょう。

タスクのButに気をつけよう
通常、Butの後に書かれていることが、一番大事な部分になります。ここを意識して読み、答えを考えましょう。

文章構成をしよう

ここに制限時間の10%は取るべきです。

例えば、与えられたトピックがある主張に賛成か反対か述べる場合
賛成なのか、反対なのか立場をまずはっきりさせて、なぜそうなのか、理由を2、3つパラグラフで書いていきます。その後、自分の選んだ方と反対側の意見も入れつつ、しかし、こうだから私は賛成する、というふうに結論づけていきます。

問題パターンは何個かあるので、パターンに合わせた文章構成ができるようにしましょう。

よく使われる表現を複数覚える

増加した、減少した、全体的に、着実に、など、グラフの説明問題で使うことが必須になってくる言い回しがたくさんあります。
これらを覚えて使えるようにすることで、ライティングの点は上がります。
文法的に間違えると減点なので、テストでは、簡単な言い回しでも確実に合っていると思う単語を使いましょう。

例えば、図示するという英語はshowの他に、illustrate, describe, give information aboutのように言い方が色々あります。この中で、スペルが微妙という単語は避けて、確実に分かっている単語を使いましょう。

アカデミックライティングを意識する

ここで使う英語は、Esseyです。Diaryではありません。アカデミックライティングで使われる単語、文章には特徴があるので、問題文を解いて慣れましょう。
1.一人称を使わない
I think ではなく、It is considered thatのように、一般的な目線から文章を展開していきましょう。
2. 一つのパラグラフには1つの意見を述べる
一つのパラグラフにたくさんのアイデアを話すのではなく、一貫した内容にしましょう。

IELTSのスピーキング対策

スピーキングは、面接で、同じ日か別の日を選べます。
私は別の日をお勧めします。
なぜなら、リスニング、リーディング、ライティングで2.5時間頭をフル回転させた後にスピーキングを受けるより、別日で頭がスッキリした状態で受けた方が結果が良くなると考えるからです。

スピーキングのコツは、頭を英語脳に慣れさせること

例えば、日常英会話を英語で聴き続けて、シャドーイングをするなどです。
聞くだけでなく、実際に声に出した方が良いです。

表情を柔らかくする

面接は、実際のネイティブスピーカーとの会話になるので、内容もですが、表情を柔らかくし、笑顔を意識して会話を楽しむことも重要になります。

出来るだけ気を散らさない

相手のネクタイのあたりを見るようにするとか、相手の一点に集中します。

私の失敗
面接官がスタバの一番大きいサイズのコーヒーを机の上に置いているのが気になって、そちらばかり見て話していると、面接官がコーヒーを手に持って、机の下に置きました。その動作で気が散って、話している内容に集中できなかった経験があるので、周りは見ずに面接官に集中することをお勧めします。

いろんなパターンで話せるようにしておく

聞かれることにはパターンがあります。そのパターンについてアイデアがすぐ出てくるように、普段から練習しましょう。
パート1であれば、趣味の話、家族の話、勉強の話、旅行の話を聞かれることが多いです。
私は旅行の話を聞かれました。準備しておいたので、結構話せたことを覚えています。

自分の声を録音する

あとは、恥ずかしいですが、自分の声を録音するといいです。なぜなら、客観的に自分の英語を聞けるから。うまく話せていると思っても、録音を聞いていると聞き取りにくかったりします。
聞き取りにくい部分を何度も発音することで、ましになっていきます。
パート2
準備の時間を最大限に活用

IELTSの対策まとめ

出来るだけ多くの言い回しを覚えて使えるようにする
過去問をたくさん解いて、パターンを覚える
ライティング、スピーキングでは時間の勝負なので、短い時間でアイデアを出せるように訓練する
リスニングとリーディングを極める

私のアドバイスとしては、まずリスニングとリーディングを極める事です。
得意な部分を伸ばしていく方が、苦手な部分を克服するより何倍も楽だからです。

正直、リーディングとリスニングは学生の時からずっと、ある程度やってきていると思いますが、ライティングとスピーキングは新しい、今までやったことない事で慣れないと思います。私たち日本人はみんなそうだと思います。

IELTSの点は、リスニング、リーディング、ライティングとスピーキングを足して4で割ったスコアが自分のスコアになります。なので、リーディングとリスニングを上げておけば、ライティングとスピーキングが多少悪くても平均されていいスコアが出ます。

単語や文法を固め、コツコツと問題集を解いて、これらのポイントを徹底すれば、IELTS7.0(難関大エントリーレベル)を取ることができます。

結局ポイントが多すぎて理解できない、頭がいっぱいいっぱいになるという方へ

冒頭でも申し上げましたが、ここに書いてあることは私の経験談を除き、IELTSの公式問題集に載っています。
問題集1冊買うだけで、全てのセクションの対策ができます。
【音声ダウンロード付】IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集

※私もIELTS対策にこの本しか使用していませんので、本を買うならダントツでこちらをオススメします。

この本を買うデメリットは、少し高いくらいですね。

ですが、高得点取れずにもう一度受験となると、また3万くらいかかるので、これくらいの投資は必須だと思います。

問題集にかかれてある内容を読み込んで、私の経験談も踏まえてIELTS対策してくださいね。

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