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利回り20%で運用している私の投資スタイル

どうもこんにちは。2017年から投資を始めて投資歴6年のよこです。今回は、私がどのようにして資産を高利回りで運用できているのかをお話しします。

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利回り20%で運用している私の投資スタイル

投資に興味を持ったきっかけ

大学時代に金融を勉強し、株式を持つ教授と出会ったのがきっかけです。当時は、株式を持っているなんて、お金持ちしかいない!と思い込んでいたので、身近な人が株を持っていることに衝撃を受けました。

卒業後に就職した仕事先が上場しており、配当や優待について学んだことで、自分も試してみよう!と思い立ったのが始まりです。

初めての株取引:日本個別株

初めて取引したのは自社の株でした。15万円ほどで100株を買いました、その時は9月末の優待のために買ったため、権利落ち日まで所有したあとすぐに売ってしまいました。今でいうクロス取引ですね。

その後少し価格は落ちてしまいましたが、優待と配当で利益はトントンになりました。

この時は、自分にとって高額の資金を株につっこみ、少しの損失も怖かったため、株価に一喜一憂していました。

アメリカのペニー株

その次に興味を持ったのはアメリカのペニー株というジャンクな株の取引です。

ほとんどの株価が1ドルで、買う単位は1000や10000で買い、値上がりしたら売るスタイルです。ほとんどはその日のうちに売ってしまい、持っても3日ほどです。なぜかというと、ペニーストックのほとんどはほとんど株価に価値がないからです。

私がなぜ興味を持ったかというと、1日で大きな利益をあげられるからです。勉強会のメルマガを購読し、株価の値動きについて勉強しました。

そこで、株価の値動きは法則があることを知りました。なぜなら、人間の心理はいつでも同じだからです。

本来なら安い時に買って高い時に売る、シンプルなことなのに

「値段が上がるともっと上がる、今買わなければ!」と高い時に買い

逆に

「値下がりしてきた、暴落するかもしれない」と安い時に手離してしまうのが人間の心理です。

これに打ち勝ち、あくまでセオリーで投資していく、そのために最初は少額でやりとりをし、練習をしました。

その時マネックス証券が、米国株の個別株を豊富に取り扱っておりペニー株も一部あったのと

キャンペーンで手数料のキャッシュバックがあったので、マネックス証券で取引しました。

当時は米国株を買うのに、片道5ドルほどかかっていました。

買って売るだけで10ドルの損失が確定する中で、利益をあげることは至難でした。

5回ほど取引をしてみましたが、セオリー通りにはいかず、やはり株価の上下に一喜一憂してしまい、うまくいきませんでした。

利益はマイナス、手数料返還でなんとかトントンくらいでした。

その後、手数料のキャンペーンが終わりこれ以上お金を増減しやすい市場にのせるのが怖くなり、やめてしまいました。

ペニー株を勉強していた時とったメモ

・その日の利益の%が大きい株を買う

・株価を追わない

・1日600k~100mドルの取引量(1000株が簡単に売買できる)を選ぶ

・いいニュース(ワクチンやマスク、新しい治験)、プレスリリースで買う

・過去に大きく株価上昇していた株を探す

・9:30~10:30、15:00~16:00が取引時

・会社の規模は小さめが良い

・1つの株に全てを突っ込まない

・10~20%の利益か、1~5%の損失を受け入れる

・9:30のニュースによる株価上昇に乗る

・15:30以降のニュースによる次の朝の株価上昇に乗る

・3日目のプラス値動きの株には手を出さない

・9:30の狼狽売りには気をつける

・数日、数週間にわたる強い値上げ(前日の午後の値上げ)があると良い

・午前中に値下げしたが、あまり取引量のない物には手を出さない

・すでに値上げ中なら、途中から入る

これらの知識を、今でも国内の個別株を買うときに短期的な値動きを予想するのに参考にしています。

コロナ後、本格的に投資を始める

私が投資を本格的に始めたきっかけはコロナショックです。2019年から2020年にかけて、アベノミクスで上がりっぱなしだった株価が50%ほど値下げしました。

今しかないと思い、6月から投資を本格的に始めました。

その時にNISA口座もSBI証券で開設しました。

まず買ったのは米国の銀行株、いきなり75株も買ってしまいました。

しかし、買った株がどんどん値下げしていき、配当もずっと上がっていたのにその時だけ下がったため、怖くなって2ヶ月ほどで売ってしまいました。

その後、その株は買った時以上に値上がりしたので、結果的に一番安い時に売ってしまう形となりました。7万円ほどの損失です。

並行して、インデックス投資も始めました。先進国の投資信託を毎月購入する設定をSBI証券でしました。

米国株を買うにはSBI証券でドルに両替するよりも、SBIネット銀行で両替をして、SBI証券に移した方が手数料が1ドルあたり0.26ドル安いため、SBIネット銀行で両替し、毎月の外貨積立を設定しました。

また、海外ETFも様子見で買いました。

日本の個別株も100株買いました。しかし残念ながら、36700円の損失で全て売却してしまいました。得られた配当は3300円です。今となっては、買った値段よりもだいぶ上がっています。

もう一つ、誰もが知る高配当株を買い、この時も損失が出ていましたが、こちらは配当狙いのため、売らずにすみました。今となっては35%プラスの大きな利益になっています。

ここで学んだことは、値動きを一切気にすることなく、ガチホをするということです。

ガチホをしていれば、米国の銀行株も、日本の個別株も今頃何十%のプラスになっていました。

配当も5%以上ある優秀な株たちでした。今は、値段が上がってしまい、買うに買えない状態です。

ひたすら高配当株を買い増し

その後は毎月10万円ずつ、半分をインデックス投資、もう半分を米国ETFに投資するスタイルを続けました。また、あまった1万円ほどの米ドルを使って外貨立てMMFも買いました。

結果的に、MMFはやめてしまいました。理由は、金利が0.1%と低いのと、金額が少ないため、利益がほとんどなかったからです。手間を考えると、そのままドルで持っておいた方がいいと判断しました。

この頃から、使わないお金は全て投資に回すようになりました。それに伴い、支出は極限まで減らしていきました。

値動きがあった時も、過去の教訓を元に、自分を律して売らないようにしました。

“Stay Disciplined” ペニー株の時に学んだ言葉です。

会社の持ち株を買う

会社の持ち株制度について詳しく知りたかったため、1ヶ月に20000円ほど入れていました。しかし、結果的に全て売却しました。それは以下の理由からです。

・毎年5%の報奨金は単利である

単利は、毎月かけた分の5%しか利益がありません。しかも、もらうときに税が引かれます。計算すると、実質利回りは4%ちょっとでした。持ち株ではなく、普通に投資した場合は3%の複利でも、3年後には単利で5%になるので、持ち株を続ければ続けるほど、トータルの利回りは投資に比べて劣っていきます。これなら、持ち株を持ち続ける意味はなく、すぐにでも売却してインデックス投資に回した方がいいです。

・配当が安定していない

非上場の会社だったため、配当があるのかないのか曖昧でした。私が売った後に聞いた話、コロナ後の配当はゼロになったらしいです。売って正解でした。

・給料にプラスされて、税金もかかる

5%の報奨金は所得に入るので、所得税がかかります。NISA口座なら配当の税金はゼロですので、もったいないなと思いました。

本格的に始めて半年後の投資スタイル

2020年終わり頃、当時は米国株の勢いが凄かったため、米国高配当株ETFを毎月自動買い付け設定をしました。

この時は投資資産が少なかったため、個別株は資産の10%以下というルールを決めており、資産が200万円超えるまでは個別株の買い増しをしないことにしました。

個別株は1つの会社にお金を委ねることになりリスクが高いので、ETFでさまざまな企業のお弁当パックを買うことでリスクを分散できます。

例えば私はVYMという米国高配当株のお弁当パックを買っていました。今でも、私の所有する主要なETFです。

保険の解約

私は2つの保険の解約をしました。一つは養老保険、もう一つは積立型の保険です。

養老保険の解約

養老保険は、親が毎月いくらか払っていました。しかし、窓口で解約すると、積み立てた金額の半額しか返ってこないことを知りました。

払い済み保険の切り替えもできると言われましたが、そうすると受け取る金額がさらに減るのと、若い今から病気のリスクを考えるよりは、今投資資金が欲しかったため解約。

結果25万円ほどの痛い損失となり、解約をしました。

正直貯めているのは親のお金からだったので、別にやめなくてもよかったのですが、毎月お金の半分をドブに捨てていると考えると一刻も早くやめさせたかったのです。

積立型保険の解約

この時、別で積立型の生命保険に加入しており、毎月5000円を入れていましたが、積立が終わってすぐに解約しました。

この保険は元本保証型で、10年ほど預けておくと3%の利益がもらえる商品でした。

確定申告で年間所得税と住民税で4500円ほど節税ができました。

それでも、今絶好調の米国株に全ての資産をつぎ込みたかったので売りました。結果的に、これらを売って株を買って正解でした。

拠出年金のマッチング積立をやめる

会社員の福利厚生である401kで、マッチング投資と言って、給料から一部老後資金のために積立ができるのですが、私は毎月2000円を設定していました。なぜなら、この投資にかかる税金は無税だからです。運用益は3%の複利で悪くないと最初は思いました。

しかし、自分が個人で運用している投資の結果がかなりよく、平均で10%以上ありました。これなら、将来どうなるかもわからない60歳以上のためにお金をホールドしておくよりも、自分の責任で投資した方がいいと判断し、マッチング積立を1年でやめました。

自分で金額を設定できない

これがきついです。401kは給料の何%までと決まっており、2020年の一番値上がりが激しかった時期に、集中投資できず、2022年に株価が低迷し始めた時も一定額を投資し続けなければならなかったので、リターンは思っていたより低いです。

自分で考えたくないという方にとっては401kのシステムはとてもいいと思いますが、考えながらその都度投資スタイルを変えていきたい私からすると、足かせになっていてうまく高利回りを出せませんでした。と言っても、8%くらいはあると思いますが利益はしれています。

このお金は、60歳まで保管し続けるだけで保管料が毎月かかってくるため、今の会社を退職した際に全額引き出して投資に回す予定でいます。

NISA枠は上限まで使う

NISAは毎年120万円まで無税だったので枠いっぱい投資してきました。その中で学んだことがあります。

NISA枠で高配当株を買う

NISA枠では投資信託より高配当株を買いましょう。

投資を頑張りすぎて、1年に120万を超えてしまい、NISA枠が無くなった時に、投資信託の場合は配当がないため、売却したときしか税金がかからないのに対し、高配当株は、配当のたびに税金が20%かかります。

結果、NISA枠で溢れた分を特定口座の枠で買い、私の保有している半分以上の個別株で税金を払っています。

これがもったいなすぎる・・・ということに最近気づきました。

しかも、なぜかNISA枠で買った銘柄に限ってマイナスになっており、特定口座で買った銘柄は大幅プラスという状況。

売るに売れません。

ここからの戦略はこうです。

特定口座の株は、来年からのNISA枠拡大時に一度売ってNISAで買い直す

特定口座の分の税金は確定申告で取り戻す必要がありますが、これの手間がすごいかかります。

一つ一つの銘柄の利益を入力しないといけません。

米国株は1年に4回あるので、かなり数が多いです。

それで返ってくる金額も数百円なので、手間に見合っていません。

来年の確定申告での配当控除はやめておこうかな・・と考えております。

NISA枠での優先は以下です。

米国株>日本株>投資信託

理由は先ほど言った通り、米国株は1年に配当が4回もあるので、配当控除の手間がかかるため。

しかし、今の状況での米国株はお勧めしませんので、日本株で様子見られた方がいいと思います。

2023年4月現在米国株がお勧めできない理由はこちらです。

・利回りが低い

・円安、ドル高

・米国株が全体的に下がっている

よって、わざわざ為替リスクのある米国を選ばなくても、高配当で安定している日本株で十分です。

私的には、1ドル110円になったらまた買い時かな〜と考えています。

日本の高配当株は優秀

2023年4月現在、日本の高配当株は、安定した値動きで配当も5%以上と、かなりいいと思います。

私はIR BANKとヤフーファイナンスの利回りランキングを元に、毎月投資対象の銘柄を調べています。

また、○月の優待を調べることもあります。ですが、IR BANKは必ず見て、営業CFがマイナスだったり、赤字が多かったり、配当が下がっていたりする株は買わないようにしています。

IR BANK絶対見て!

ビットコインについて

私は2021年1月に、ビットコインを買おうかと思った時期があります。その時の価格は360万円でした。

結果、めんどくさくなって買いませんでしたが、その後下がったり上がったりしています。

ビットコインは配当もないし、利益を追求し、株価の右肩あがりを目指す企業とは違うので、結果私に向いていないな〜と思っています。

株は、企業の商品が売れて、会社の価値があがり、さらに商品開発して商品が売れ、価値がさらに上がるというポジティブなサイクルだと思っています。

セオリーと感情のバランスをとる

個別株では、「3月末と9月末」のような年2回優待よりも年1回優待の方が狙い目といわれていますが、自分の心理的な壁も考えておいた方がいいです。

給料でも、1年に400万円一気に支払われるのと、毎月30万円支払われるのでは、前者の方がお得ではありますが、毎月収入がはいる後者の方が安心感がありますよね。

利回りが高いという理由だけで買うのではなく、心理的に「この企業を自分は応援しているから買う」「毎月配当がある方が安心だから買う」といった精神的な面も重視した方がいいです。

なぜかというと、値動きに気になってダメなタイミングで手放してしまうからですね。

セクターは分けて買う

会社の業種は偏らない方がいいので、毎月少しずつ割安な銘柄を買い増したり割安になった新規銘柄を入れたりして

各セクター、各銘柄への投資割合を下げつつ分散を徹底させています。

ここでは長期投資に向かない業種を紹介します。

・証券株

・建設系

・営業キャッシュフロー赤字の会社は近寄ってはいけない

・鉄鋼は中国に左右される

・金融、不動産、建設、自動車をさける

・資源、非鉄金属、ゴム、電機、機械は景気敏感株

また、株主を軽視している企業に投資してはいけません

赤字転落や簡単に減配は❌

1銘柄単元10万円以上買う

前まではちょこちょこ1万や3万円単位で買っていましたが、最近は10万円ほど一気に投資しています。何故なら、配当金がちょこまかしていて管理が大変だからです。

例え30000円分の株を買ったとして、利回りが4%だと1200円。これが大体中間と期末に分かれて振り込まれるので、1回600円です。

この600円から、国内の税金20%と米国株ならさらに10%が引かれます。実際に入ってくるお金は420円です。

あるに越したことはないですが、気持ち的に、「これだけか・・・」となってしまいます。

10万円を投資すると、利回り4%だと配当金は4000円です。4回配当がある米国株でも、1回あたり1000円になります。

なので最近は、最低でも1回の振込が1000円を超えるように買う株の個数を決めています。

円建て、ドル建てを50:50のバランスにする

私が本格的に投資を始めた2020年は米国株が好調だったので、毎月住信SBIネット銀行でドルに両替して、SBI証券に移し、VYMなどのETFを買っていました。そのため、ドル建資産がほとんどになりました。

その後、2022年7月に1ドル135円の円安になり、米国株が割高になったのと、さらに米国株自体の調子が下がったため、好調な日本株に積立を全額シフトしました。今ではやっと、米55:日45くらいになってきたかと思います。

こうすると、円高、円安のどちらになっても慌てることはありません。

自分の思考を記録する

これは個別株を買うときにやっていることです。

なぜそのタイミングでその株を買おうと思ったのか、その時の数値や思考をメモしておきます。あとで振り返って、納得できるようにです。

例を挙げます。

22/11/9日本郵船

35株(10万)

理由 最高益 利益率10% 配当性向25%へ増配 配当利回り10%超え

株式分割1株を3株へ 個人投資家が買いやすくなる

自己資本率高い

過去に赤字のとき、配当がゼロになったので注意

こんな感じで、後から見た時に買った根拠がわかるようにしておきます。すると、少し値下がりしたところで、慌てて売ることもなくなります。

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振り返りと、今後の投資戦略

以上が、私が利回り20%を達成した投資方法です。こうやって振り返ってみると、その場面場面でポジションを変えていることがわかります。

米国株が好調な時は米国株一択、先が読めない時はインデックス、インデックスが下がって不安な時は高配当株にシフト、などです。

あと守るべきルールは決して売らないこと。コロコロ投資先を変えると手数料もかかるし、短期的、感情的なトレードになってしまいます。一回信じて買った株はずっとガチホ。これが私のルールです。

例外はあります。米国株で株式分割し、その後の配当がゼロになった個別株は売りました。持ち続けても増えないからです。売ったお金で新たな高配当株を買っています。

そして、投資比率を限界まで高めること。無駄な貯金、保険、持ち株、401kは解約して、全て投資に回しました。それが、安い時に大量の株を仕込めて今の高利回りにつながっています。

2023年5月時点、これからの投資方法は、日本の高配当株ETFへの投資です。何故なら、高配当で為替の影響を受けないから。米国の高配当株を買って、1ドル138円とすると、配当利回りが8%あっても、まず税金で3割目減りします。そこから、1ドル110円になると、さらに20%の減り。結果利回りが4.48%になります。さらに、1企業に投資すると値下がりのリスクもあります。

日本の高配当株ETFなら、利回り5%で為替変動なし、NISAなら税金もありません。バランスよくいろんな企業の組み合わせなので、リスク分散もされています。

というわけで、皆様堅実に資産形成していきましょう!

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