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2024年卒の学生へ 就職偏差値はあてにしてはいけない2つの理由

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就職偏差値が知りたい
ランキング上位の会社に入社したい、と考えてる学生へ

就職偏差値はあてにしてはいけない理由2つをお話しします。
また、就職するために本当にした方がいい事2つも紹介します。

この記事を見ると、就職活動で遠回りしない方法が分かります。

私は4回の転職を経て、大手出身の方々と仕事をしてきたので、事実をお話できます。

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2024年卒の学生へ就職偏差値はあてにしてはいけない2つの理由

1. 就職偏差値と企業に入ってからの充実度は一致しない
2. ランキングを知ったところで、結局働くのは1社

1. 就職偏差値と企業に入ってからの充実度は一致しない

就職偏差値は、あくまでも企業の知名度や人気度で判断されています。
つまり、広告をバンバン打っている企業や普段街中で見かける企業はそれだけ認知されやすいですし、逆に機械部品メーカーなど、消費者の私たちから遠い企業は認知されません。

それに、有名だからといって働きやすいとは限りません。私の知り合いで、誰もが知る業界トップ3の大手に入った人たちで、辞めて無名の中小企業に所属しているケースをたくさん見てきました。

せっかく就職偏差値が高い企業に入れたのにもったいない

と思うかもしれないですが、ちゃんとした理由があります。

それは、無名の中小企業の方が働きやすいからですね。
大手でも

  • 終電は当たり前
  • 土日は接待
  • 休みでも電話対応

なんて所は腐る程あります。

なぜそうなるか?

それは、競争が激しいからです
企業が業界No.1だと、2位に抜かされまいと、社員を必死に働かせます。
2位、3位の企業は、1位を追い抜こうと社員を必死に働かせます。
結果、激務になります。

就職偏差値がトップ5でも、過労死が出た企業、ありますよね。

そんな所で消耗したいですか?

学生の人気なんて、社会人からしたら本当に関係ないんですね

もちろん、内定をもらって、働いて1年目とかは周囲に自慢できるでしょう。
ですが、数年働くとそんな事どうでもよくなります。
むしろライフワークバランスを重視するようになります

なぜか?服に例えてみて下さい。
有名ブランドのTシャツと、ユニクロのTシャツ、どちらをよく買いますか?

最初は、有名ブランドのTシャツに憧れがあるでしょう。そこで、頑張って1枚だけ買いました。ですが、何回か着るうちに、だんだん質が下がってきます。

そこでガシガシ洗えて使い勝手が良いユニクロのTシャツをよく着るようになります。
しかも、ユニクロは安くて品質が良いので、有名ブランドのTシャツは、ここぞというときのみ着るようになり、普段使いはユニクロになります。

企業も同じです。
良いのは見栄えだけです。
その企業は本当に従業員にとって働きやすいのかを考えた方が良いです

こういう私も、昔は

よこ
よこ

「大手に入りたい。大手に入れば人生勝ち組だ。」

と思っていた時期があります。

しかし学生に大人気だった電機メーカーはどうでしょうか?
今や、台湾や韓国の企業に負けつつあります。

働けば働くほど、物がどんどん売れて企業が成長し続ける時代は終わりました。
大手に入りさえすれば、後は定年まで安定という幻想は崩れ去ったのです。

2. ランキングを知ったところで、結局働くのは1社

あなたは就職偏差値ランキングを知って、それらに全て応募しますか?
その判断で、あなたは内定から遠のきます。
なぜならゴールは、あなたに合った1社で働く事だからです。

全部に応募すると、その分ESなどの提出も増えて、必ずあなたの負担になります
ESを書くのには時間がかかります。1日1社、よくて2社のESが書ければいいでしょう。

しかも、就職活動は数打ちゃ当たることはありません。
しっかりと、企業の事を調べて、そこに入ったら自分はどうしたいのかを明確にした時だけ受かります。

なので、ランキングごとに応募しまくるのは、一番ラクなんですが、内定をもらうには遠回りです。
ランキングという誰か知らない個人が作成したデータを鵜呑みにするのではなく、
ちゃんと自分で調べて、厳選した数社を受けましょう

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2024年卒の学生が就職するために本当にした方がいい事2つ

  • 学校に届く独自の求人情報をチェックする
  • インターンシップに参加する

学校に届く独自の求人情報をチェックする

学校のキャリアセンターに足を運び、独自の求人情報をチェックしましょう。
なぜなら学校に来ている求人情報は、その学生を取りたいと思っている企業が出しているから

その企業には、過去に必ず何人もその大学出身者を採用した経歴があります。
なので、企業は大学に信頼がありますし、人がすぐ辞めるようなブラック企業ではありません

もちろんその分、学生の質も見極められます。

私の出身大学にも、業界No.1の会社が毎年1人の卒業生を雇っていました。
その卒業生は皆、留学経験者の先輩たちでした。
しかし、皆志が高く、3年ほどで辞めていくので、次からは卒業生の特別枠はなくなりました。

このように、お互いの信頼関係がないと、大学に求人は来ません。

通常の求人は、全国の学生と既卒生40万人が対象です。それに比べて、学校に来る求人は校内の数百人の学生だけが対象なので、競争率が断然違います

大学生の貴重な時間を、就職活動で消耗しほとんど使ってしまうのではなく、あらかじめ当たりやすいマトを狙って応募し、早めに終わらせた方が今後の人生にとっていいです。

インターンシップに参加する

インターンシップは今や必須となっています
外からでは見えない企業の実態が見られる貴重な機会だからです

面接の際に、経験を話すのと想像で話すのでは説得力が全く違います。
それに、企業の人に目を付けられれば、そのまま内定することも十分あり得ます。

インターンシップでは実際にその企業の働く環境を見て、自分はここで長く働けるのか、学ぶことはあるのか、よく観察しましょう。

また、インターンシップをすると周りを優秀な人たちに囲まれます
今まで学校にいなかったタイプの人たちと話すいい機会になるので、その人たちに刺激をもらえて考え方がいい方向に変わります。
そこで新しい事を始めれば、自分がさらに成長できます。

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まとめ:就職偏差値は誰トクでもない

今回は就職偏差値ランキングはあてにしない事
就職するために本当にした方がいい事を紹介しました。

過去の私も含め、学生は企業で働いたことがないので想像つきにくいと思いますが、
社会に出ている先輩の事を素直に聞いて行動していくと、遠回りをしない就職活動ができると思います。

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