As cool as a cucumberってどういう意味?という方に、意味と使い方を紹介します。
また、私がイギリスに語学留学した時に習った、似たような構文も5つ紹介していきたいと思います。
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As cool as a cucumberの訳は?
答え:何か驚く事があっても冷静である
きゅうりはどこ行った?というような訳ですが、詳しく見ていきましょう。
まず、単語を直訳すると、以下になります。
cool: 冷たい、涼しい
これが、文章になると、以下の意味になります。
As cool as a cucumberとは
何か驚く事があっても冷静である。
なんとなくイメージできますか?きゅうりのようにひんやりとした人=冷静沈着な人といった感じで。
このイメージが、英語を習得する上で大切になってきます。できるだけ想像力を膨らませながら、イメージと文章を結びつけていきましょう。
このように、語句の文字どおりの意味からは類推できない意味を持つようになった表現をIdiomと言います。
この記事では、As…asを使ったIdiomをいくつか紹介していきます。
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As hard as nails
単語を直訳すると以下になります。
hard: 硬い
これが文章になると、こんな意味になります。
As hard as nailsとは
- very tough: 体が頑丈な
- not sentimental or easily influenced: 無慈悲な
He is as hard as nails. 彼はとても頑丈だ。/彼は無慈悲だ
どちらの意味でも使えるので、使う場面には注意しましょう!
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As mad as a hatter
単語を直訳すると以下になります。
mad: 狂っている
As mad as a hatterとは
例文:This rat is as mad as a hatter. このネズミは頭がおかしいよ。

でも、帽子職人と頭がおかしいってどう関係があるの?
こう感じませんでしたか?
こちらは、単語と意味の結びつきがあまりピンと来ないと思うので、語源の引用を載せておきます。
【語源】ルイス・キャロルが「不思議の国のアリス」でMad Hatterを登場させてから広く使われるようになったが、この語源はそれ以前に遡る。《語源説-1》hatterとは、アングロサクソン語の atter(=poison=毒)の変形である。atterは毒ヘビのadderと深い関係がある。そのヘビにかまれると精神障害を起こす。帽子作りの商売が始まる以前にもこの表現が使われていたという点でこの説は信頼できる。《語源説-2》フェルト地の帽子を作っていた帽子屋さんは酸化第一水銀を使っていたので何年もの間この化学薬品を吸い込んだために病気になった。医学的調査により、この病気の原因は精神的なものではなく身体的なものであることが分かったが、それが判明する以前は、この病気に掛かった人は気が狂っていると思われていた。
出典: 英辞郎 on the web
なるほど、こちらのような背景が分かっていると覚えやすくなりますね。
ちょっと攻撃的な言葉なので、使い方には注意しましょう。
(As) easy as pie
まず、単語を直訳します。
easy: 簡単
As easy as pieとは
こちらは、パイを食べる事のように朝飯前という意味で使われているようですね。
Running is easy as pie. ランニングは朝飯前。
この言葉を作った人はケーキを食べるのも余裕すぎたのでしょう。
ちなみにこの表現、日常会話でよく使います。覚えておいて使ってみましょう!
As light as a feather
単語の直訳は以下です。
feather: 羽
As light as a featherとは
こちらはイメージ通りの意味ですね。
This box is as light as a feather. この箱はとても軽いよ。
As dull as ditchwater
単語の直訳は以下です。
Ditch water: 溝のたまり水
As dull as ditchwaterとは
This TV show is as dull as ditchwater. このテレビとてもつまらないわ。
この表現はイギリスでよく使われているようです。アメリカだと、as dull as dishwaterの方がよく使われていると言われています。
同じ意味でも国によって表現が違う単語はこれに限らず、色々あります。今後はそのことについても記事にしていこうと思います。
ではまた!
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